学校の授業。
その人によっては、
おもしろかったり
つまらなかったり
いろんな写り方をするであろう、授業。
僕は、その時の年齢によっても
写り方がだいぶ変わっていましたが、
『好きな科目は楽しい』
『嫌いな科目は楽しくない』
と、いった単純なところは明確にありました。
それはさておき、、
大阪・堺市にある
大阪府立金岡高等学校。
ここには、
元放送作家の和栗隆史校長が指揮をとっています。
ご存知の方も多いかと思いますが、
この方は、すごくおもしろいです。
今までの教育現場ではあまり見られなかった
発想で教育を行っています。
『変』な授業
この高校では文字通り、
『変』な授業があります。
時間割にも『変』と書いてあります。
例えば、
1限目 国
2限目 数
3限目 変
笑
と、こんな感じです。笑
ちょっと笑ってしまいますが、
リアルにあるそうです。
ちなみに、この時間では、
・自分の名前を使ったあいうえお作文を発表
したり、
・『机の下にボタンがありました。押したらどうなりますか?』
という内容をグループ内で議論し発表する。
など、
その状況に対応し、発言し、
発想を無限に広げる思考を養う授業を行っているそうです。
そしてこの授業を設けた理由が、
「世の中は激変している。人間も変化して対応していかなければいけない。変化するために考え方など色々なことを学ぶ大変な授業。 変な授業。」
めちゃくちゃ共感しました。
世の中は激変している。
今まではOKだったことがそうではなくなり
まったく新しいものやより進化したものが
受け入れられる。
また、それがアップデートされるのも
目まぐるしい速さで更新されていく。
美容の技術を伝承していくのは
その人に合わせて繰り返し教えていけば
間違いなく技術は習得できる。
でも
一人前の美容師に育てる責任があり、
そこには、その子が一生美容師として生き抜いていく術みたいなものを
自分で作り上げる思考が必要です。
その思考を教えていくの責任もあるなと思い、
また今日も粛々とがんばりたいと思います。